【指数競馬】重賞予想

独自指数で重賞の芝レースを予想します

2022マーメイドステークスG3 全馬指数

今週はマーメイドステークスを予想する。

阪神2000mで行われる牝馬限定のハンデG3だ。

 

全馬指数・前提条件

  • 出走馬16頭の指数を算出した。近4走指数1位はクラヴェルで76。
  • 優勝想定ラインは74と設定する。牝馬限定G3としてはやや低いレベル。
  • Bコース2日目/4日。開催2日目/4日。
  • 近4走逃げ経験あり2/16頭。近4走中2度以上先行(1角3番手以内)2/16頭。
  • 今週から阪神開催が始まる。当日の馬場を見るまで分からないが、開幕週のため先行有利想定。逃げ先行馬も極めて少なく前残り想定。先行馬を狙いたいところ。

 

JRA芝近4走最大指数

1位 クラヴェル       76

2位 マリアエレーナ     75

2位 ソフトフルート     75

2位 ルビーカサブランカ   75

5位 アイコンテーラー    72

5位 スルーセブンシーズ   72

7位 ホウオウエミーズ    71

7位 リアアメリア      71

9位 ラヴユーライヴ     70

9位 トウシンモンブラン   70

9位 ウインマイティー    70

12位 ゴルトベルク       69

13位 ステイブルアスク     66

13位 ヴェルトハイム      66

15位 ハギノリュクス      63

指数なし キムケンドリーム 近走ダート

 

 

 

ラヴェル76

近4走指数ベストは3走前の新潟記念で76。

近4走指数は75→76→75→68。

4走前の中京記念では斤量52kgで指数75と好走した。

3走前の新潟記念も斤量52kgで指数76と好走。

このように近走は指数安定傾向だが全て軽斤量である。

2走前のエリザベス女王杯では斤量56kgとなったが、状態良好かつ差し優勢レースで展開が向いたこと、内をロスなく捌いた好騎乗もあり指数75と好走した。

前走の日経新春杯は差し遅れかつ前が壁。さらに肺出血とのことで、指数68と落としたが度外視でいい。

さて今回だが、状態は平凡。斤量は55kg。エリザベス女王杯は斤量56kgで好走も展開が向いた結果でもあり再現性は薄いか。後方で脚を溜めるタイプであり、前残り想定には合わないし、肺出血開けということも考慮し、指数70程度を想定し消しとする。

 

マリアエレーナ75

近4走指数ベストは2走前の愛知杯で75。

近4走指数は72→72→75→71。

4走前のケフェウスSでは指数72とベスト更新。ただし斤量は48kgと恵まれていた。

3走前の新潟牝馬Sでは指数72と維持。斤量3kg増の51kgを考慮したら実質ベスト更新と言って良い。

2走前の愛知杯では指数75とベスト更新。斤量2kg増の53kgを背負ったが成長分で補った。内側をロスなく回した好騎乗もあった。

前走の京都記念は斤量53kg据え置きで指数71。フラットな展開ならこの程度が現状の能力か。

さて今回だが、状態はそこまで変わらない。近走から2kg増に対応して好走は難しいか。前につけられるのはいいが、斤量増も考慮し指数71程度を想定し消しとする。

 

ソフトフルート75

近4走指数ベストは4走前のエリザベス女王杯で75。

近4走指数は75→74→70→70。

4走前のエリザベス女王杯では斤量56kgを背負ったが、いきなり指数75とベスト更新。差し優勢レースで展開が向いたのはあるが、それを考慮しても好走と言って良い。

3走前の愛知杯では指数74。斤量53kgを考慮したら物足りないが、物理的に不可能な位置から上がり最速で追い込んで差し遅れる騎乗ミスもあり度外視で良い。

2走前の金鯱賞は後方から物理的に届かないレースとなった。指数70と低値だが度外視で良い。

前走の都大路Sは指数70と力負け。ここで若干能力を落としたか。

さて今回だが、状態は変わり身なし。前走から斤量据え置き。先行有利想定で差し馬であることも考慮し、前走並みの指数70程度を想定し消しとする。

 

ルビーカサブランカ75

近4走指数ベストは3走前の愛知杯で75。

近4走指数は70→75→71→72。

4走前のオリオンSでは差し優勢レースで展開が向いたこともあり指数70とベストを更新しOP入りを決めた。

3走前の愛知杯では指数75とベスト大幅更新。とは言え斤量52kgと恵まれたし、イン突きの高騎乗もあり再現性は薄い。

2走前の中山牝馬Sでは斤量55kgを背負い指数71と落とした。

前走の福島牝馬Sは斤量54kgで指数72。このあたりが現状の能力か。

さて今回だが、特に変わり身はない。先行有利想定で差し馬であり、後方から差し遅れるリスクや、斤量55kgも考慮し指数71程度を想定し消しとする。

 

アイコンテーラー72

近4走指数ベストは4走前の愛知杯と2走前の大阪城Sで72。

近4走指数は72→67→72→68。

4走前の愛知杯では指数72とベスト更新も、斤量51kgと恵まれていた。

3走前の関門橋Sでは指数67と落とした。先行有利レースを中団から取り零した。

2走前の大阪城Sでは指数72とベストタイ。斤量52kgと、愛知杯から1kg増には対応した。

前走の新潟大賞典は指数68と力負け。

さて今回だが、特に変わり身はなし。前目に位置取れるのは良いが、斤量も前走から1kg増の53kgであり、指数71程度を想定し消しとする。

 

スルーセブンシーズ72

近4走指数ベストは3走前の紫苑Sで72。

近4走指数は68→72→65→69。

3走前の紫苑Sでは指数72とベスト更新。

2走前の秋華賞ではタフなレースで先行して展開的に厳しかったか、指数65と大敗。

前走の湾岸Sでは休み明けで完調手前で指数69。

さて今回だが、叩き2戦目で前走以上に仕上がり上積み十分。斤量も前走から2kg減の52kgと恵まれた。前走を見る限り位置を取れない可能性もあるが、斤量の恩恵と成長分で指数74程度に上げると想定し本命とする。

 

ホウオウエミーズ71

近4走指数ベストは前走の福島牝馬Sで71。

近4走指数は69→66→70→71。

生涯ベストは6走前のマーメイドSで指数71。完調手前ながら斤量50kgの恩恵も受け指数71とベスト更新。

4走前の常総Sでも斤量54kgで指数69と平凡。

3走前の愛知杯では斤量51kgと恵まれたが、直線で前が壁。指数66と落としたが度外視で良い。

2走前のスピカSでは自己条件に戻って指数70できっちり勝利。OP入りを決めた。斤量は55kg。

前走の福島牝馬Sでは斤量54kgで指数71。斤量を考慮したら実質ベストと言って良い。

さて今回だが、特に変わり身なし。斤量は前走から斤量1kg減の53kg。後方から差し遅れるリスクもあるし、指数72程度を想定し抑え評価までとする。

 

リアアメリア71

近4走指数ベストは前走の新潟記念で71

近4走指数は70→70→71→63。

生涯ベストは6走前のエリザベス女王杯で指数74。綺麗な良馬場の瞬発力勝負であり得意条件だった。

4走前の阪神牝馬Sでは指数70と平凡。阪神開催終盤で馬場が荒れており、得意条件とは言えない馬場だった。

3走前のヴィクトリアマイルでは指数70と平凡。

2走前の新潟記念は開催最終日の荒れ馬場で指数は71と平凡。

前走の府中牝馬Sでは指数63と力負け。

さて今回だが、状態は平凡。斤量55.5kgもあり好走は難しいか。指数70以下を想定し消しとする。

 

ラヴユーライヴ70

近4走指数ベストは2走前の立雲峡Sで70。

近4走指数は66→63→70→68。

4走前と3走前は斤量55kgで指数63〜66と2勝クラスレベルで安定。

2走前の立雲峡Sは斤量53kgとなり指数70とベストを更新。オープン入りを決めた。

前走の愛知杯では斤量52kgと恵まれるも指数68と力負け。

さて今回だが、特に変わり身なし。前走から斤量1kg増の53kgもあり、指数70以下を想定し消しとする。

 

トウシンモンブラン70

近4走指数ベストは2走前の紫苑Sで70。

近4走指数は60→63→70→65。

2走前の紫苑Sで指数70とベスト更新。

前走のテレ玉杯では指数65と落としたが、自己条件で相手弱化で能力を出し切る必要がなかったということ。

さて今回だが、指数ベストの紫苑Sから斤量3kg減の51kgと恵まれた。斤量も考慮して指数73程度を想定し抑え評価とする。

 

ウインマイティー70

近4走指数ベストは3走前のクイーンSで70。

近4走指数は61→70→58→68。

生涯ベストは8走前のオークスで指数72。3歳春ということを考えればそこそこ優秀。

ただし、その後の成長分は見られなかった。

4走前の愛知杯では指数61と大敗。

3走前のクイーンSでも指数70と平凡。

2走前の福島民報杯では指数58と大敗。

前走のメトロポリタンSでも指数68と平凡。

このように3歳春のベスト指数を更新できていなく、成長性はない。

さて今回だが、特に変わり身はなく、最大で指数70程度までを想定し消しとする。

 

ゴルトベルク69

近4走指数ベストは3走前のレインボーSで69。

近4走指数は67→69→68→59。

4走前〜2走前は指数67〜69で極めて安定傾向。

3走前のレインボーSを指数69で勝利しOP入りを決めた。

2走前のディセンバーSもほぼ据え置きの指数68で相手強化分で着順を落とした。

前走の中山牝馬Sでは指数59と大きく落とした。

さて今回だが、特に変わり身はなく、最大で指数70程度までを想定し消しとする。

 

ステイブルアスク66

近4走指数ベストは前走のシドニーTで66。

近4走指数はダート→ダート→ダート→66。

前走で未勝利戦以来の芝レースを使い指数66。やや差し遅れておりまだ上昇余地はありそう。

さて今回だが、前走より状態は良さそう。さらに、斤量も前走から4kg減の51kgとなり、斤量分の上昇余地はある。指数72程度を想定し抑え評価とする。位置は取れなそうなので、先行有利想定を考えるとその点はマイナスか。

 

ヴェルトハイム66

近4走指数ベストは前走のシドニーTで66。

近4走指数は64→65→65→66。

近走は緩やかに上昇傾向で、前走のシドニーTで指数66とベスト更新。

さて今回だが、特に変わり身はない。斤量は前走から4kg減の51kgとなり、斤量分の上昇余地はあるが、それでも指数71程度を想定し消しとする。

 

ハギノリュクス63

近4走指数ベストは前走の福島牝馬Sで63。

近4走指数はダート→ダート→ダート→63。

前走の福島牝馬Sで未勝利戦以来の芝を使ったが指数63と平凡。

さて今回だが、特に変わり身はない。前走から2kg減の52kgを考慮しても、指数67程度までを想定し消しとする。

 

キムケンドリーム 指数なし

近走ダートのため指数なし。

芝では3歳春まで使っていたが、1勝クラスが突破できていない。

そこから当然成長分はあるだろうが、芝レースで好走できる根拠がない。状態も平凡であり狙う理由はないか。指数70以下を想定し消しとする。

 

まとめ

◎スルーセブンシーズ 想定指数74

△トウシンモンブラン 想定指数73

△ホウオウエミーズ  想定指数72

△ステイブルアスク  想定指数72

 

指数上位馬に死角も多く、低レベル混戦レース。先行馬で強い馬がいれば狙いたかったが、該当する馬はおらず。消去法的ではあるが、状態が良さそうで、斤量減の恩恵も受けれそうなスルーセブンシーズを本命とした。以下、軽斤量で上昇余地のありそうな馬を中心に選択した。それでもそれほど前に狙いたい理由があるわけでもないので、当日のオッズを見て妙味のありそうなところから攻めたいところ。

あとは、当日の馬場、馬体重、オッズ等を見て結論を出す。最終予想(印と買い目1500円分)は、Twitter@K16005で公開する。