【指数競馬】重賞予想

独自指数で重賞の芝レースを予想します

2023京都金杯G3 全馬指数

今週は京都金杯を予想する。

中京1600mで行われるハンデG3だ。

 

全馬指数・前提条件

  • 出走馬16頭の指数を算出した。近4走指数1位はイルーシヴパンサーで79。
  • 優勝想定ラインは76と設定する。ハンデG3としては平均レベル。
  • Aコース1日目/8日。開催1日目/12日。
  • 近4走逃げ経験あり4/16頭。近4走中2度以上先行(1角3番手以内)5/16頭。

 

JRA芝近4走最大指数

1位 イルーシヴパンサー   79

2位 エアロロノア      77

3位 タイムトゥヘヴン    76

3位 ミッキーブリランテ   76

3位 シュリ         76

3位 マテンロウオリオン   76

7位 ベレヌス        75

7位 ダイワキャグニー    75

9位 ピースワンパラディ   74

9位 シャーレイポピー    74

9位 オニャンコポン     74

9位 アルサトワ       74

13位 エントシャイデン    73

14位 カイザーミノル     71

15位 プレサージュリフト   70

16位 ヴィクティファルス   69

 

イルーシヴパンサー79

近4走指数ベストは3走前の東京新聞杯で79。

近4走指数は70→79→77→68。

3走前の東京新聞杯では指数79とベスト大幅更新で重賞勝利。斤量は56kg。

2走前の安田記念では指数77。斤量58kgを背負い後方から差し遅れており、能力は出しきれずもそこそこ高指数。

前走の関屋記念では完調手前かつ後方からレースに不参加であり指数68と低値だが度外視で良い。

 

エアロロノア77

近4走指数ベストは3走前の安田記念と前走のマイルCSで77。

近4走指数は69→77→76→77。

4走前の安田記念では指数77とベスト更新。後方からレースに不参加であったが、上がり最速で追い込み見せ場は作り能力は示した。斤量は58kg。

3走前の富士Sでは指数76。斤量56kgを考えたら物足りず力負けだった。

前走のマイルCSでは指数77と力を示した。斤量は57kg。

 

タイムトゥヘヴン76

近4走指数ベストは4走前の京王杯SCで76。

近4走指数は76→73→75→69。

生涯ベストは5走前のダービー卿CTで指数77。ただし差し優勢レースで展開の影響が大きいレースであり、後方から運んで展開利を得ている。

4走前の京王杯SCでは、状態良好でフラットな展開で指数76と好走。能力を示した。

3走前のエプソムCでは距離延長で持続力も問われるレースとなり指数は73と落とした。

2走前の富士Sでは指数75とまずまず好走。

前走のキャピタルSでは指数69と凡走。

 

ミッキーブリランテ76

近4走指数ベストは2走前の京成杯AHで76。

近4走指数は67→76→63→75。

生涯ベストは2021年の阪急杯で指数77。この時期は状態も非常に良かった。斤量は56kg。

3走前の京成杯AHではスローの前残りレースを岩田騎手の好判断で前に付けた事もあり指数76と好走。ただし展開利があり再現性は薄いか。

2走前のスワンSでは指数63と低値。

前走の阪神Cでは完調手前ながら相手なりに走り指数75と好走した。

 

シュリ76

近4走指数ベストは2走前の関屋記念で76。

近4走指数は60→65→76→除外。

4走前のマイラーズCでは指数60と低値。

3走前のメイSでも指数65と低値。このレースは道中捲り失敗で消耗しており度外視でいい。

前走の関屋記念では指数76とベスト更新もスローペースの恩恵を強く受けている。48.4-44.9とかなりの後傾ラップであり、逃げて上がり33.1が出せれば後続はなす術ない。位置取り要因が大きいレースであり、指数通り評価はできない。

前走の京成杯AHは競争除外。

 

マテンロウオリオン76

近4走指数ベストは4走前のNHKマイルで76。

近4走指数は76→38→75→74。

4走前のNHKマイルでは指数76とベスト更新。3歳春としては非常に高い指数だ。斤量は57kg。

3走前のダービーは指数38と大敗も、距離が長いため度外視で良い。

2走前のスワンSは指数75。状態良好かつ斤量54kgと恵まれた割には平凡な指数だが、大外ぶん回しで脚を余しており度外視で良い。

前走のマイルCSでは指数74とまずまず。斤量は56kg。

 

ベレヌス75

近4走指数ベストは3走前の中京記念で75。

近4走指数は72→75→74→71。

4走前の谷川岳Sで指数72とベスト更新。

3走前の中京記念ではスローペースで逃げて若干の展開利はあったが、指数75とベスト更新で能力を示した。状態も良好だった。斤量は55kg。

2走前の京成杯AHでは指数74。先行有利レースを前付けし恵まれたが、斤量57kgに増加した分指数を落とした。

前走の福島記念では指数71と落とした。距離延長でスタミナが問われる展開で厳しかったか。

 

ダイワキャグニー75

近4走指数ベストは4走前の京都金杯で75。

近4走指数は75→ダート→57→64。

生涯ベストは6走前の毎日王冠。自己ベストタイの指数76で好走。斤量は56kgだった。

4走前の京都金杯では斤量57.5kgを背負いながら指数75と好走しており、斤量を考慮したら実質ベストと言って良い。8歳でまだ衰えはない。

3走前はダートを使った。

2走前のマイラーズCでは指数57と大敗。

前走の富士Sでは指数64と凡走。

この馬は全8勝が東京競馬場で明らかに東京巧者。そもそも36戦して右回りは6戦と避けており、その6戦も(0,0,1,5)と全く適性はない。

 

ピースワンパラディ74

近4走指数ベストは4走前のキャピタルSと3走前の京都金杯と前走の富士Sで74。

近4走指数は74→74→73→74。

4走前のキャピタルS、3走前の京都金杯で指数74とベストタイ。

2走前の関屋記念でも指数73とほぼ変化なし。

前走の富士Sでも指数74と近走は極めて安定傾向だ。

 

シャーレイポピー74

近4走指数ベストは2走前の京成杯AHで74。

近4走指数は67→71→74→68。

4走前の米子Sは指数67と低値。

3走前の中京記念では指数71とベストタイ。斤量は52kg。

2走前の京成杯AHでは指数74とベスト更新。若干差し遅れもあったがほぼ能力を発揮できた。斤量は52kgと恵まれていた。

前走のターコイズSでは指数68と力負け。斤量は53kg。

 

オニャンコポン74

近4走指数ベストは前走の福島記念で74。

近4走指数は71→67→64→74。

4走前の皐月賞で指数71とベスト更新。

3走前のダービーは指数67と低値。

2走前のセントライト記念では指数64kgと低値。

前走の福島記念では指数74とベスト更新。斤量は54kgと恵まれていた。

 

アルサトワ74

近4走指数ベストは4走前の大阪城Sで74。

近4走指数は74→29→73→69。

4走前の大阪城Sでは指数74とベスト更新も、斤量54kgと恵まれており再現性は薄い。

3走前の新潟大賞典は指数29と大敗したが、ハイペースで逃げてかつ伸びない内を通っており度外視で良い。

2走前のポートアイランドSでは指数73と立て直した。斤量は57kg。

前走の富士Sでは指数69と凡走。

 

エントシャイデン73

近4走指数ベストは前走の阪神Cで73。

近4走指数は68→69→海外→73。

生涯ベストは5走前の安土城Sで指数74。

4走前〜3走前は指数70以下の低値続き。

2走前は海外G1で3着と好走している。

前走の阪神Cでは指数73と直近では高値。

 

カイザーミノル71

近4走指数ベストは4走前の米子Sと前走の阪神Cで71。

近4走指数は71→69→66→71。

生涯ベストは11走前のマイラーズCと8走前の毎日王冠で指数76。

直近高値は4走前の米子Sと前走の阪神Cでいずれも指数71と平凡。

 

プレサージュリフト70

近4走指数ベストは3走前の桜花賞と前走の秋華賞で70。

近4走指数は67→70→69→70。

牝馬クラシック全てに出走して指数69〜70と安定傾向。春以降成長分がない。

 

ヴィクティファルス69

近4走指数ベストは2走前のカシオペアSで69。

近4走指数は65→54→69→66。

2走前のカシオペアSで指数69とベスト更新。

基本的に重賞では能力が足りないか。

 

まとめ

イルーシブパンサー、エアロロノアが能力的には最上位だが、トップハンデの58kgを背負う。ただ斤量57.5kg以上を背負う馬が10頭もいて、基本的にハンデが重い傾向にある。58kgでも相対的にみたらそこまででもないため、能力上位から順当に狙いたいところ。

あとは、当日の馬場、馬体重、オッズ等を見て結論を出す。最終予想(印と買い目1500円分)は、Twitter@K16005で公開する。