【指数競馬】重賞予想

独自指数で重賞の芝レースを予想します

2023シルクロードステークスG3 全馬指数

今週はシルクロードSを予想する。

中京1200mで行われるハンデG3だ。

 

全馬指数・前提条件

  • 出走馬15頭の指数を算出した。近4走指数1位はトウシンマカオで81。
  • 優勝想定ラインは77と設定する。G3としてはやや高いレベル。
  • Bコース2日目/4日。開催10日目/12日。
  • 近4走逃げ経験あり3/15頭。近4走中2度以上先行(1角3番手以内)6/15頭。

 

JRA芝近4走最大指数

1位 トウシンマカオ   81

2位 ウインマーベル   80

2位 テイエムスパーダ  80

4位 ナムラクレア    78

5位 キルロード     77

6位 ファストフォース  76

6位 エイティーンガール 76

8位 マリアズハート   75

9位 シゲルピンクルビー 74

9位 グルーヴィット   74

9位 シャインガーネット 74

12位 マッドクール    73

13位 レイハリア     72

14位 ショウナンバニラ  70

15位 カイザーメランジェ 68 

 

トウシンマカオ81

近4走指数ベストは前走の京阪杯で81。

近4走指数は67→75→75→81。

4走前のNHKマイルでは指数67。斤量は57kg。

3走前のキーンランドCでは指数75とベスト大幅更新。斤量53kgと恵まれたのはあるが、後方から脚を余しての好走で指数以上に評価可能。

2走前のオパールSでは指数75とベストタイ指数で好走。斤量は54kg。

前走の京阪杯では状態良好で指数81とベスト大幅更新。斤量は55kg。

今回斤量58.5kgへの対応は必要だが、状態も良さそうだし上位評価としたい。

 

ウインマーベル80

近4走指数ベストは前走のスプリンターズSで80。

近4走指数は71→72→77→80。

4走前の橘Sで指数71とベスト更新。

3走前の葵Sでも指数72と微増だがベスト更新。斤量は57kg。

2走前のキーンランドCでは指数77とベスト大幅更新。斤量54kgの恩恵を受けて伸ばした。また馬場の悪い内がガラ空きになって、その内をロスなく走った好騎乗も合った。ただし内が悪いマイナスとコースロスのないプラスで評価が難しいレース。

前走のスプリンターズSでは斤量55kgを背負い、指数80とベストを更新。キーンランドCがフロックではないことを示した。

今回、斤量59kgはかなり背負わされたが、能力と成長分でどこまで対応できるか。状態は良い。

 

テイエムスパーダ80

近4走指数ベストは4走前のCBC賞で80。

近4走指数は80→73→69→71。

4走前のCBC賞では開幕週で超高速馬場であり斤量48kgと極めて恵まれた恩恵が極めて大きい。1分5秒8というタイムはこの斤量でないと無理だろう。また、開幕週で先行有利な馬場で、逃げて展開利を受けた恩恵も大きかった。

3走前の北九州記念では斤量51kgを背負い指数73と平凡。

2走前のスプリンターズSでは斤量53kgで指数69と落とした。出遅れもあったが基本的には力負け。
前走の京阪杯でも指数71と平凡。斤量53kg。

 

ナムラクレア77

近4走指数ベストは前走のスプリンターズSで78。

近4走指数は73→77→77→78。

4走前の桜花賞でも指数73とベスト更新で3着と好走した。

3走前の函館SSでは斤量50kgの恩恵が大きかった。距離短縮にも対応し、指数77とベスト更新。

2走前の北九州記念では斤量3kg増の53kgに対応し指数77と好走。さらに後方から差し遅れて脚を余しており能力は指数以上。

前走のスプリンターズSでは指数78とベスト更新。不利な外を回しており指数以上に評価できる。斤量は53kg。

能力は上位だが、斤量56.5kgへの対応が必要かつ。状態は完調手前。ここより叩いて高松宮記念を狙いたい。

 

キルロード77

近4走指数ベストは3走前の高松宮記念と前走の京阪杯で77。

近4走指数は73→77→72→77。

4走前のオーシャンSでは指数73とこの馬なりに好走した。斤量は56kg。

3走前の高松宮記念では指数77とベスト更新。ここへ来て本格化したか。もしくは中京1200mという力で決まりにくいコースでフロックの可能性もある。

2走前の函館SSでは指数72と平凡。持ち時計がないので高速馬場に対応できなかった可能性もあるが、ほぼほぼここが現状の能力か。

前走の京阪杯では指数ベストタイの77と好走。斤量は57kg。

ややムラはあるが、能力的には最大77ぐらいか。今回斤量58kgでどこまで。

 

ファストフォース76

近4走指数ベストは4走前のセントウルSで76。

近4走指数は76→74→74→70。

13走前のCBC賞では指数76と生涯ベストタイ。ただし斤量52kgと先行有利レースに恵まれた。さらに1分6秒0のレコードレースに適性もあった。

4走前のセントウルSでは指数76とベストタイ。斤量は56kgであり実質ベストと言って良い。勝ち時計1分6秒2の高速時計に適性も合っていた。

3走前のスプリンターズSでは指数74と現状の能力を発揮。

2走前の京阪杯では指数74と能力を発揮。

前走のタンザナイトSでは後方から脚を余し指数70と低値。

 

エイティーンガール76

近4走指数ベストは前走のスプリンターズSで76。

近4走指数は75→74→76→68。

生涯ベストは14走前のキーンランドCで指数79。得意の極悪馬場や差し有利な展開も味方した。勝ち時計は1分10秒6と極めて時計のかかる馬場にも恵まれた。

4走前の高松宮記念では勝ち時計1分8秒3とそこそこ時計のかかるレースで指数75とまずまず。後方から脚を余しており能力的にはもう少し上か。

3走前のキーンランドCでは指数74。後方から脚を余しており能力は指数以上。

2走前のスプリンターズSでは状態は悪かったが、有利な内をついて恵まれたのもあり指数は76と高値。

前走の京阪杯では、後方からレースに不参加で指数68と低値。

能力は上位クラスだが、基本的には後方から展開待ちの馬か。

 

マリアズハート75

近4走指数ベストは4走前の韋駄天Sで75。

近4走指数は75→70→74→71。

4走前の韋駄天Sでは大外枠の利も活かして指数75とベスト更新。斤量は54kg。

3走前のアイビスSDでは指数70と落とした。ただし内枠であり度外視で良い。

2走目のスプリンターズSでは指数74と1200mではベストタイ。不利な外を回し脚を余したことを考慮したら、指数以上に評価可能。

前走の京阪杯では中段から脚を余し指数71と落とした。

 

シゲルピンクルビー74

近4走指数ベストは3走前の鞍馬Sで74。

近4走指数は73→74→71→71。

4走前の京阪杯では状態良化もあり斤量53kgに対応し指数73と好走した。

3走前の鞍馬Sでは斤量55kgに対応し指数74とベストタイ指数で好走。斤量を考えたらベストと言っていい。

2走前の函館SSでは指数71と平凡。

前走のキーンランドCでは指数71と平凡。

 

グルーヴィット74

近4走指数ベストは前走のタンザナイトSで74。

近4走指数は73→69→68→74。

生涯ベストは2019年の中京記念で指数76。ただし斤量は52kgと恵まれていた。

2020年の高松宮記念は斤量57kgで指数75。2020年の京王杯SCは斤量56kgで指数75と好走。斤量を考慮したら2020年春が能力のピークと言って良い。

4走前の阪急杯では指数73と平凡。

3走前の鞍馬Sでは指数69、2走前の青函Sでは指数68と低値。

前走のタンザナイトSでは指数74と好走した。

能力的にはOP特別レベルだし、斤量58.5kgは厳しいか。

 

シャインガーネット74

近4走指数ベストは4走前の高松宮記念と3走前の京王杯SCで74。

近5走指数は74→74→67→72。

生涯ベストは2021年の京王杯SCで指数75。折り合いを欠いたし直線もほぼ最後方の届かない位置から上がり最速で末脚を発揮し指数以上に強い内容だった。

4走前の高松宮記念、3走前の京王杯SCでは指数74と好走。

2走前の朱鷺Sでは指数67と凡走。

前走のラピスラズリSでも指数72と平凡。

 

マッドクール73

近4走指数ベストは前走の知立Sで73。

近5走指数は60→63→65→73。

4走前の未勝利戦から4連勝で指数も上昇中。

前走の知立Sを指数73で勝利しOP入りを決めた。

能力的にはまだ底を見せていないし、今回も成長分がありそうでどこまで能力上位に食い込めるか。

 

レイハリア72

近4走指数ベストは4走前の函館SSで72。

近4走指数は72→68→55→49。

生涯ベストは7走前のキーンランドCで指数76。斤量51kgの恩恵も受けた。

4走前の函館SSでは指数72。斤量は54kg。

3走前のキーンランドCでは指数68と凡走。斤量は55kg。

2走前のオパールSでは指数55と大敗した。

前走のターコイズSでも指数49と大敗。

 

ショウナンバニラ70

近4走指数ベストは3走前の豊明Sで70。

近4走指数は69→70→62→68。

3走前の豊明Sを指数70で勝利しOP入りを決めた。斤量53kg。

2走前のルミエールADでは指数62と落とした。

前走の淀短距離Sでは指数68と平凡。斤量は55kg。

 

カイザーメランジェ68

近4走指数ベストは3走前の春雷Sで68。

近4走指数は67→68→63→65。

生涯ベストは2019年の函館SSで76。

近走は指数70以下の低値安定傾向で3勝クラスで掲示板レベルか。

重賞では足りない。

 

まとめ

斤量は背負うが能力上位のトウシンマカオ、ウインマーベル、キルロードや、上がり馬で上昇中のマッドクールなどから狙いたい。いずれも人気しそうで面白みには欠ける馬券になりそうだが、下位からは相当な展開利、馬場バイアスを味方につけない限り逆転は難しそうで、特に狙いたい馬はいない。