【指数競馬】重賞予想

独自指数で重賞の芝レースを予想します

2022毎日王冠G2 全馬指数

今週は毎日王冠を予想する。

東京1800mで行われる別定G2だ。

 

全馬指数・前提条件

  • 出走馬10頭の指数を算出した。近4走指数1位はダノンザキッドで81。
  • 優勝想定ラインは79と設定する。G2としては平均からやや高いレベル。
  • Aコース2日目/7日。連続開催2日目/17日。
  • 近4走逃げ経験あり3/10頭。近4走中2度以上先行(1角3番手以内)4/10頭。
  • 東京開催の開幕週。今週は雨が降るようだが、開幕週なのでそこまで時計がかかることはないだろう。土曜日の馬場を見てから判断するが、1分46秒台ぐらいの平均的ぐらいの時計を予想する。
  • また、少頭数でペースは落ち着きそうであり後方からは差し遅れる可能性があるため、位置取りは前目が望ましい。

 

JRA芝近4走最大指数

1位 ダノンザキッド    81

2位 ポタジェ       79

3位 サリオス       78

3位 レイパパレ      78

3位 キングオブコージ   78

6位 レッドベルオーブ   76

7位 ノースブリッジ    75

8位 ジャスティンカフェ  74

9位 キングストンボーイ  73

10位 ハッピーアワー     67

 

 

ダノンザキッド81

近4走指数ベストは4走前のマイルCSで81。

近4走指数は81→66→76→78。

4走前のマイルCSは叩き2戦目で指数81とベストを大幅更新。ここで完全に本格化した。斤量は56kg。

3走前の中山記念では完調手前、出遅れ、道中捲り気味で消耗などもあり指数66と落とした。度外視でいい。

2走前の安田記念では指数76。斤量58kgを考慮してもまずまず好走と言えるか。

前走の関屋記念では状態良好で指数78と好走。前有利バイアスの強いレースを差し遅れたにしては好走と言って良い。

さて今回だが、状態はまずまず。前走から1kg減の56kgとなるし、そこそこ前に付けれるのも良く、指数80程度に伸ばすと想定し本命とする。

 

ポタジェ79

近4走指数ベストは2走前の大阪杯で指数79。

近4走指数は74→76→79→66。

4走前のAJCCでは指数74と落とした。斤量56kgを考えたら物足りない。初の距離2200mが長かったか。また、コーナーで手応えが悪く、直線に入ってからは伸びているので久々の右回りに対応できなかったか。

3走前の金鯱賞では指数76と好走。後方から脚を余しており、展開がフラットならもう少し指数は出ていたか。斤量は56kg。

2走前の大阪杯では右回りと斤量57kgにも対応し、指数79とベスト更新。先行してベストポジションを取ってかなり上手いこと行ったレースでもあった。

前走の宝塚記念は指数66と力負け。距離も長く極めてタフなレースにも合わず度外視で良い。

さて今回だが、おそらく天皇賞への叩き台であり状態は平凡。斤量58kgも背負わされており、好走は難しい。同じく叩き台だった金鯱賞のように後方から運んで差し遅れる可能性もあるし、指数74程度までを想定し消しとする。

 

サリオス78

近4走指数ベストは前走の安田記念で78。

近4走指数は76→海外→71→78。

生涯ベストは8走前の毎日王冠で指数83。ただし斤量54kgと恵まれている。

4走前のマイルCSは指数76と平凡。ただし外差し優勢レースで馬場の悪い内を通っており度外視で良い。

3走前の香港マイルは指数は算出していないが、海外G1で3着と好走した。

2走前の高松宮記念では指数71と力負け。ベストは高速マイルだろうから、重馬場も1200mもよくはないだろうし、度外視は可能。

前走の安田記念では斤量58kgに対応し指数78と好走した。斤量を考慮したらベストに近い。

さて今回だが、休み明けだが状態は良好。雨で時計がかかってくるのも良いし、前に位置取れるのも良い。斤量56kgも前走から2kg減であり、指数80程度を想定し対抗評価とする。

 

レイパパレ78

近4走指数ベストは2走前の金鯱賞と前走の大阪杯で78。

近4走指数は海外→78→78→66。

生涯ベストは8走前の大阪杯で指数86。59.8-61.8の前傾ラップを逃げきっており、マイペースを刻んだとは言え強い内容だった。とは言え、大阪杯は全馬の末脚が削がれる極悪馬場×マイペースの単騎逃げということ再現性が薄い。馬場が悪く折り合いがついたのも好走要因だろう。

4走前の香港Cでは指数は算出していないが、相手関係から見て指数75程度か。折り合いがついた点は評価できる。

3走前の金鯱賞では指数78と好走。

2走前の大阪杯でも指数78と好走。控えて折り合いがついて能力を発揮できた。フラットな展開で力を出し切れればこの程度が現状の能力か。

前走のヴィクトリアマイルは出負けして前に出して行ったが、直線は余力なく失速。間隔を詰めての春3戦というのがキツかった。指数71と低値だが度外視で良い。

さて今回だが、状態は平凡。ある程度前にも付けれるし、ベストとは行かないまでもそこそこ能力は発揮できる。指数78程度を想定し3番手評価とする。

 

キングオブコージ78

指数ベストは3走前のAJCCで78。

近4走指数は73→78→70→26。

4走前の中日新聞杯は指数73と力負け。叩き2戦目で状態は上向いてはいたが、まだまだ完調ではなかった。また外枠から無理に位置を取りに行った影響もあるか。

3走前のAJCCでは叩き3戦目でさらに状態は良化し、外差し優勢馬場で展開利も大きく指数78とベスト更新。ベスト更新は展開利の影響が大きいと思うが、骨折による休養明けからの立て直し自体には成功したか。

2走前の大阪杯は指数70と低値。後方からレースに不参加ではあったが、伸び自体は平凡だった。

前走の宝塚記念では指数26と大敗。極めてタフなレースと斤量58kgも厳しく度外視で良い。

さて今回だが、休み明けで仕上がっていない。後方から差し遅れるリスクも高く指数70以下を想定し消しとする。

 

レッドベルオーブ76

近4走指数ベストは前走の小倉日経OPで76。

近4走指数は67→69→66→76。

4走前〜2走前は指数66〜69と低値安定傾向。

前走の小倉日経OPは大逃げで指数76とベスト大幅更新。

さて今回だが、特に変わり身はない。前走は小倉での極端な逃げがハマったが、東京競馬場で再現性はないし、指数73程度を想定し消しとする。仮に前走の指数が出ても能力的に足りない。

 

ノースブリッジ75

近4走指数ベストは前走のエプソムCで75。

近4走指数は68→58→71→75。

4走前のtvk賞で指数68とベスト更新し2勝クラス突破。

3走前のウェルカムSでは先行馬決着のレースを若干出遅れて最後方から運び、直線では脚を余した。指数58と低値だが度外視でいい。

2走前のアメジストSでは一転逃げて指数71とベスト更新。OP入りを決めた。

前走のエプソムCでは状態も良く指数75とベスト更新。やや折り合いを欠いていた。

さて今回だが、状態は前走と特に変わり身なし。前に付けれるのは良いし、展開利もあれば指数77に伸ばせると想定し抑え評価とする。

 

ジャスティンカフェ76

近4走指数ベストは前走のエプソムCで76。

近4走指数は64→68→73→76。

条件戦を順当に勝ち上がっていき、3走前の小豆島特別で指数68とベスト更新で2勝クラス突破。

2走前の湘南Sで指数73と再びベスト更新で3勝クラス突破。この指数はOP特別レベルであり、条件戦にしては高め。

前走のエプソムCでは指数74とベスト更新。馬場の悪い内を通ったので、それを考慮したら好走と言って良い。

さて今回だが、状態は平凡でここを叩いてまだ上昇余地あり。今回は後方から差し遅れる可能性も高いし、指数75程度までを想定し消しとする。

 

キングストンボーイ73

近4走指数ベストは前走の関越Sで73。

近4走指数は68→70→66→73。

3走前の神戸新聞杯で指数70とベスト更新。

8ヶ月ぶりとなった2走前のメイSでは指数66と低値。

前走の関越Sでは指数73とベスト更新で好走。

さて今回だが、完調手前。後方から差し遅れる可能性も高く指数70程度を想定し消しとする。

 

ハッピーアワー66

近4走指数ベストは2走前のエプソムCで68。

近4走指数は65→63→67→66。

生涯ベストは2019年のスプリンターズSで指数75。

近走は下降線に入り、指数63〜67と低値安定傾向。

さて今回だが、特に変わり身はなく近走並みの指数65程度を想定し消しとする。

 

まとめ

◎ダノンザキッド 想定指数80

○サリオス    想定指数80

▲レイパパレ   想定指数78

△ノースブリッジ 想定指数77

 

開幕週と少頭数でペースが落ち着きそうということもあり先行有利馬場を想定した。能力上位である程度前に取れるダノンザキッド、サリオスを本命対抗とした。両者とも力の差はほぼないので、人気の低いダノンザキッドの方を本命とした。以下、能力上位で前に位置取れるレイパパレ、ノースブリッジまで評価した。

あとは、当日の馬場、馬体重、オッズ等を見て結論を出したい。最終予想(印と買い目1500円分)は、Twitter@K16005で公開する。