【指数競馬】重賞予想

独自指数で重賞の芝レースを予想します

2022オールカマーG2 全馬指数

今週はオールカマーを予想する。

中山2200mで行われる別定G2だ。

 

全馬指数・前提条件

  • 出走馬13頭の指数を算出した。近4走指数1位はソーヴァリアントで80。
  • 優勝想定ラインは80と設定する。G2としては高いレベル。
  • Cコース2日目/4日。開催7日目/9日。
  • 近4走逃げ経験あり5/13頭。近4走中2度以上先行(1角3番手以内)5/13頭。
  • 中山開催の開幕3周目。先週までは先行有利で時計は平均的。今週は土日で雨も降るし、今週からCコース替わりなので土曜日の馬場を見てから判断したい。
  • 逃げ先行馬がそこそこ多く、ペースは流れる想定でいい。雨で時計もかかってくるだろうし、上がりのかかるスタミナ比べを前から中段に付けて押し切れる馬を選択したい。

 

JRA芝近4走最大指数

1位 ソーヴァリアント   80

2位 テーオーロイヤル   79

3位 デアリングタクト   78

4位 ジェラルディーナ   76

4位 ヴェルトライゼンデ  76

6位 クレッシェンドラヴ  75

7位 ウインキートス    74

7位 フライライクバード  74

7位 バビット       74

10位 キングオブドラゴン   73

11位 ロバートソンキー    70

12位 アドマイヤアルバ    68

13位 クリスタルブラック   66

 

 

ソーヴァリアント80

近4走指数ベストは前走のチャレンジCで80。

近4走指数は69→69→72→80。

成長途上の3歳馬であり、2走前のセントライト記念で指数72とベスト更新。

前走のチャレンジCで指数80とベストを大幅更新した。高速馬場のスローの瞬発力勝負だった。斤量は56kg。

さて今回だが、前走後に骨折を挟んで今回が約9ヶ月半ぶりの出走だ。休み明けだが、追い切りは上々で状態は良さそう。前走は高速馬場のスローの瞬発力勝負だったが、今回は流れてスタミナ比べ想定なので、前走が直接繋がらない。今回のようなレースへの適性は未知のため、指数77程度を想定し4番手評価とする。

 

テーオーロイヤル79

近4走指数ベストは前走の天皇賞・春で79。

近4走指数は67→73→77→79。

4走前の兵庫特別は指数67。自己条件で相手も弱く指数を出す必要はないということ。勝っており問題はない。

3走前の尼崎Sでは指数73とベスト更新。3勝クラスを勝利しOP入りを決めた。

2走前のダイヤモンドSでは指数77とベスト更新。斤量54kgに恵まれはしたが、休み明けで完調手前だったことを考慮したら十分。

前走の天皇賞・春では斤量58kgを背負い指数79とベスト更新。能力を示した。

さて今回だが、休み明けだが状態良好。斤量も前走から2kg減の56kg。時計のかかるスタミナ比べも歓迎であり、距離短縮とはいえ中段程度には位置も取れるし今回のレースは合っていると言える。指数81程度を想定し本命とする。仮にハイペースで無理に位置を取っても能力で押し切れる。

 

デアリングタクト78

近4走指数ベストは前走の宝塚記念で78。

近4走指数は76→海外→75→78。

生涯ベストは4走前のJCで指数81。斤量53kgにも恵まれた。

4走前の金鯱賞は休み明けで完調手前かつ斤量55kgを背負い指数76と落とした。

3走前のQE2世Cでは海外競馬なので指数は出していないが、ラヴズオンリーユー、グローリーヴェイズの3着と好走し力を示した。

その後右前脚を故障し、2走前のヴィクトリアマイルが1年以上ぶりのレースとなった。ただし休み明けで指数75と平凡。

前走の宝塚記念では叩いた上積みもあり、指数78とベスト更新。斤量は56kg。

さて今回だが、状態は前走並み。斤量も前走から2kg減の54kgと恵まれた。指数80程度に伸ばすと想定し対抗評価とする。

 

ジェラルディーナ76

近4走指数ベストは2走前の鳴尾記念で76。

近4走指数は74→72→76→73。

4走前の京都記念では指数74とベスト更新。先行有利レースを後方から差し遅れて脚を余しており能力の全てを出し切れたわけではない。斤量は53kg。

3走前の阪神牝馬Sでは指数72と平凡も後方から脚を余しており能力的にまだ上はある。斤量は54kg。

2走前の鳴尾記念では後方待機から瞬発力勝負で能力発揮。やや脚を余したが指数76と好走した。

前走の小倉記念ではやや仕掛け遅れもあったがほぼ能力を発揮でき指数73。

さて今回だが、状態は平凡。指数ベストは瞬発力勝負であり今回のスタミナ比べとは繋がらないか。最大で指数74程度を想定し消しとする。

 

ヴェルトライゼンデ76

近4走指数ベストは2走前のAJCCと前走の鳴尾記念で76。

近4走指数は73→67→76→76。

4走前の神戸新聞杯では指数73とベストを更新した。

3走前の菊花賞では指数67と落とした。距離が長かったか。

2走前のAJCCでは指数76とベスト更新。ここまで指数を順調に伸ばせていた。不良馬場で時計のかかるスタミナ比べ。

その後、屈腱炎で1年4ヶ月休養になり、前走の鳴尾記念では休み明けながらベストタイの指数76と好走。スローの瞬発力勝負。

さて今回だが、前走を叩いて状態良好。AJCCでスタミナ比べに対応できることは証明できている。指数78程度に伸ばすと想定し3番手評価とする。

 

クレッシェンドラヴ75

近4走指数ベストは2走前の日経賞で75。

近4走指数は62→72→75→54。

生涯ベストは9走前の七夕賞で指数77。状態が抜群だったのと内田騎手の完璧な騎乗、そして荒れ馬場を得意とするこの馬に舞台も合っての好走だ。

4走前の七夕賞は時計のかかる得意条件を指数62と力負け。

3走前のAJCCでは指数72と立て直しに成功した。外差し優勢馬場でインコースを通った割には好走と言えるか。

2走前の日経賞では先行有利な展開に恵まれたこともあり指数75と好走した。

前走の天皇賞・春では斤量58kgかつハイペースで潰れ、指数54と大敗。

さて今回だが、特に変わり身なし。フラットな展開では指数72程度を想定し消しとする。

 

ウインキートス74

近4走指数ベストは前走の目黒記念で74。

近5走指数は70→59→66→74。

生涯ベストは7走前の目黒記念で指数79。ただし極端なスローペースを2番手追走で展開に恵まれた面が大きい。さらに、斤量52kgにも恵まれており再現性はない。

4走前のエリザベス女王杯では指数72と平凡。

3走前の有馬記念は指数59と大敗。タフな馬場でのハイペースのスタミナ比べとなり、適性以上にスタミナが問われ直線で既に余力がなかった。

2走前の日経賞もタフな展開に対応できず、そもそも後方からレースに参加できておらず指数66と低値だが度外視でいい。

前走の目黒記念では指数74と直近高値。逃げて展開利もあり恵まれた。

さて今回だが、状態平凡で変わり身なし。指数73程度を想定し消しとする。

 

フライライクバード74

近4走指数ベストは4走前のアルゼンチン共和国杯で74。

近4走指数は74→57→73→70。

4走前のアルゼンチン共和国杯では指数74とベストを更新した。

3走前の日経新春杯では直線で進路を失い戦意喪失。指数57と低値だが度外視でいい。

2走前のメトロポリタンSでは指数73と好走。

前走の目黒記念では指数70と平凡。

さて今回だが、特に変わり身はなく、最大で指数74程度を想定し消しとする。

 

バビット74

近4走指数ベストは4走前のセントライト記念で74。

近4走指数は74→60→55→46。

4走前のセントライト記念では指数74とベスト更新。

3走前の菊花賞では指数60と落としたが、距離延長で脚が持たなかったためであり度外視で良い。

2走前の有馬記念も指数55と落としたが、タフな馬場で距離2500mは長いし逃げて粘れるようなレースではなかったので度外視で良い。

前走の中山記念では指数46と大敗した。

さて今回だが、1年7ヶ月ぶりの出走。能力を維持できているかは不明だし、維持できていたとしても足りないか。最大で指数72程度を想定し消しとする。

 

キングオブドラゴン70

近4走指数ベストは前走の鳴尾記念で73。

近4走指数は68→70→70→73。

4走前の迎春Sは中2週で指数68とベスト更新。

そこから2ヶ月空けて3走前の湾岸Sでは指数70とベスト更新で3勝クラス勝利。OP入りを決めた。

2走前の阪神大賞典では指数70と据え置き。

前走の鳴尾記念ではスローペースで逃げた利も若干あり指数73とベスト更新。

さて今回だが、特に変わり身なし。指数72程度を想定し消しとする。

 

ロバートソンキー70

近4走指数ベストは2走前の天皇賞・春と前走の日本海Sで70。

近4走指数は67→68→70→70。

生涯ベストは6走前の菊花賞で指数71。

4走前の長久手特別で指数67、3走前の御堂筋Sでは指数68。

2走前の天皇賞・春と前走の日本海Sでは指数70と近走は極めて安定傾向。

さて今回だが、特に変わり身はなし。近走並みの指数70程度を想定し消しとする。

 

アドマイヤアルバ68

近4走指数ベストは4走前の大阪ハンブルクCと2走前の札幌日経OPで68。

近4走指数は68→67→68→63。

近走は指数63〜68と低値続きで3勝クラス馬券圏内レベル。この能力では重賞では足りない。

さて今回だが、状態も良くはないし、最大で指数68程度を想定し消しとする。

 

クリスタルブラック66

近4走指数ベストは2走前の京成杯で66。

近4走指数は48→66→60。

2走前の京成杯で指数66とベスト更新。

前走の皐月賞では指数60と大敗。

さて今回だが、状態は良くない。指数70以下を想定し消しとする。

 

まとめ

◎テーオーロイヤル  想定指数81

○デアリングタクト  想定指数80

▲ヴェルトライゼンデ 想定指数78

△ソーヴァリアント  想定指数77

 

今開催は平均的に時計のかかっていること、今週末は雨も降ること、メンバー的にペースは流れそうなことなどを加味し、時計のかかるスタミナ比べになると想定している。そのようなレースで能力を発揮できそうで、斤量も56kgに減り、能力も最上位クラスのテーオーロイヤルを本命とした。続いて、同じく時計のかかるレースは歓迎で状態も良く、斤量も54kgに減るデアリングタクトを対抗とした。3番手評価のヴェルトライゼンデも状態良好で時計のかかるレースは歓迎。ソーヴァリアントは能力最上位だが、時計のかかるレースは未知であり抑え評価までとした。

あとは、当日の馬場、馬体重、オッズ等を見て結論を出す。最終予想(印と買い目1500円分)は、Twitter@K16005で公開する。