【指数競馬】重賞予想

独自指数で重賞の芝レースを予想します

2022新潟記念G3 全馬指数

今週は新潟記念を予想する。

新潟2000mで行われるハンデG3だ。

 

全馬指数・前提条件

  • 出走馬18頭の指数を算出した。近4走指数1位はエヒトで78。
  • 優勝想定ラインは76と設定する。ハンデG3としては平均レベル。
  • Aコース12日目/12日。連続開催12日目/12日。
  • 近4走逃げ経験あり3/18頭。近4走中2度以上先行(1角3番手以内)1/18頭。
  • 新潟競馬場の最終週。6週に渡る開催の最後ということもあり、馬場は明確に外伸び。先週の土日で芝レースの連対馬26頭中15頭が6枠から外とかなり顕著だ。
  • 逃げ先行馬がかなり少なくスローペース濃厚。時計は平均的には出るので、スローペースの瞬発力勝負との想定で良い。ただし土日で雨が降るので当日の馬場は見極めたい。
  • 馬場的には外差しだが、ペースがかなり落ち着きそうであり、差し、追い込みが決まるかは微妙なところ。現時点では中段ぐらいに位置取れそうな馬から選択したい。また、馬場を考えて内枠は割り引きたい。

 

JRA芝近4走最大指数

1位 エヒト        78

2位 ヒートオンビート   77

3位 サンレイポケット   76

3位 カラテ        76

3位 ココロノトウダイ   76

6位 ディアマンミノル   75

7位 スカーフェイス    74

7位 カイザーバローズ   74

7位 プリマヴィスタ    74

10位 イクスプロージョン   73

11位 ゴールドスミス     72

12位 コトブキテティス    71

12位 ユーキャンスマイル   71

12位 フェーングロッテン   71

15位 フォワードアゲン    70

16位 プレシャスブルー    69

17位 レッドジェネシス    65

18位 カナリキケン      45

 

 

エヒト78

近4走指数ベストは前走の七夕賞で78。

近4走指数は72→71→72→78。

4走前のサンタクロースSは指数72とベスト更新。インコースをロスなく捌いた好騎乗だった。

3走前のAJCCは指数71と落としたが、直線で前が壁であり度外視で良い。

2走前の京都記念では指数72とベストタイ。斤量は56kg。

前走の七夕賞では状態良化。斤量54kgの恩恵もあり指数78とベスト大幅更新。

さて今回だが、状態は前走に引き続き良好。今回は斤量57kgと前走から3kg増であり、前走の指数維持は難しいか。指数74程度を想定し抑え評価とする。

 

ヒートオンビート77

近4走最大指数は3走前の日経賞で77。

近4走指数は73→77→75→75。

4走前の中山金杯では指数73とほぼ維持。やや差し遅れてはいたがほぼ能力は発揮できた。

3走前の日経賞ではドスローの前残り展開に恵まれたこともあり指数77とベスト更新。

2走前の天皇賞・春では指数75と好走。斤量58kgを考慮したら実質ベストか。

前走の七夕賞は状態は悪かったが、指数75と能力を示した。斤量は57kg。

さて今回だが、状態は平凡。斤量は前走から据え置きの57kgであり、指数76程度を想定し対抗とする3枠という悪枠は良くはない。能力はあるが1番人気だろうし妙味もないか。

 

サンレイポケット76

近4走指数ベストは2走前の鳴尾記念で76。

近4走指数は74→73→76→69。

生涯ベストほ6走前の天皇賞・秋と5走前のJCで78。天皇賞・秋は得意の綺麗な良馬場。斤量58kgを背負ってのベスト更新であり、ここがベストパフォーマンスである。インベタでロスなく回した好騎乗もあた。

4走前の京都記念は状態落ちで指数74と落とした。また残り1Fで進路を切り替えるために少し減速しており、最後まで伸びるも脚を余した。指数は落としているが度外視で良い。

3走前の金鯱賞は指数73と平凡だったが、後方からレースに参加できなかったし、度外視は可能。

2走前の鳴尾記念では、前残りの展開で後方からやや脚を余したが、瞬発力勝負が合い指数76と好走した。斤量は56kg。

前走の函館記念は指数69と落としたが、極めて上がりのかかる特殊なレースかつ、斤量57.5kgも背負っており度外視でいい。

さて今回だが、状態は特に変わり身なし。斤量は引き続き57.5kgと背負わされた。また、馬場が綺麗な方が良いタイプであるが、今回は開催最終週であり荒れてきているため、条件も合わない。最大で指数74程度を想定し抑え評価とする。

 

カラテ76

近4走指数ベストは3走前の中山記念で76。

近4走指数は75→76→68→70。

4走前の東京新聞杯では指数75と好走。やや直線で前が壁になり抜け出しが遅れたが、外差しレースの恩恵も受けての好走。斤量は57kg。

3走前の中山記念ではパンサラッサ大逃げの特殊レースとなったがそれでも指数76とベスト更新で力を示した。斤量は56kg。

2走前のマイラーズCは落鉄で指数68と落とした。度外視でいい。

前走の安田記念は斤量58kgもあり状態も悪く、指数70と低値。

さて今回だが、特に変わり身はない。斤量57.5kgも厳しく、最大で指数74程度を想定し抑え評価までとする。

 

ココロノトウダイ76

近4走指数ベストは3走前の中山金杯で76。

近4走指数は70→76→65→38。

4走前のフルーツラインCでは指数70で勝利しオープン入りを決めた。

3走前の中山金杯では指数76とベストを更新した。ただし斤量は53kgと恵まれていた。

2走前のオクトーバーSでは斤量57kgで指数65と低値。

前走の福島記念では指数38と大敗した。

さて今回だが、特に変わり身なし。斤量もベスト時から2kg増の55kgであるし、近走は低値続きということもあり最大でも指数73程度を想定し消しとする。

 

ディアマンミノル75

近4走指数ベストは2走前の大阪ハンブルクCと前走の目黒記念で75。

近4走指数は69→60→75→75。

4走前の万葉Sは指数69と平凡。

3走前の京都記念では指数60と大敗。

2走前の大阪ハンブルクCでは最後方から追い込みが決まり指数75とベスト更新。

前走の目黒記念では後方から脚を余しながらも指数75と好走し力を示した。

この馬は、基本的には後方から脚を使い切れないことが多いが、ここまでを振り返り、差しが届く展開なら能力上位。

さて今回だが、状態は変わり身はなし。能力を出し切れば好走は可能だが、いつもの通り後方から差し遅れる可能性が高い。最大で指数74程度を想定し抑え評価とする。

 

スカーフェイス74

近4走指数ベストは2走前の大阪杯で74。

近4走指数は73→72→74→72。

4走前の中山金杯では指数73とベスト更新。斤量54kgと恵まれたが、後方から大外をぶん回して地力でねじ伏せる競馬で指数以上に強い内容だった。後方から差し遅れることが多いので展開の助けがいる馬だが、前走は自ら形を作れたという点でも評価できる。ロスなく進んでいたらもう少し指数は出ていたか。

3走前の小倉大賞典では指数72と平凡。状態は良化していたが、後方から差し遅れて脚を余しており度外視で良い。斤量は55kg。

2走前の大阪杯では指数74とベスト更新。インベタでロスなく走ったとは言え、斤量57kgを背負いながら、状態も悪かったのに好走しており、地力は強化されている。

前走の函館記念では指数72と平凡。極めて上がりのかかるタフなレースできつかったか。

さて今回だが、前走以上に状態良好。大阪杯から2kg減の55kgかつ絶好の外枠も引けたことも考慮し、指数76程度を想定し本命とする。

 

カイザーバローズ74

近4走指数ベストは2走前の新潟大賞典で74。

近4走指数は67→71→74→72。

4走前の寿Sでも後方から差し遅れており指数67と平凡。

3走前の但馬Sでは指数71とベスト更新。斤量は56kg。

2走前の新潟大賞典では指数74とベスト更新。斤量は55kg。

前走の鳴尾記念は指数72と落とした。斤量は56kg。

さて今回だが、状態は平凡。新潟大賞典と舞台も斤量も同じ。外枠と恵まれたこともあり、指数75程度を想定し3番手評価とする。

 

プリマヴィスタ74

近4走指数ベストは4走前の三方ヶ原Sで74。

近4走指数は74→72→65→取消。

4走前の三方ヶ原Sでいきなり指数74と跳ね上げベスト大幅更新。ただし斤量54kgの恩恵も大きい。

3走前の目黒記念では指数72と引き続き好走。ただし斤量53kgと恵まれた。

2走前の七夕賞では指数65と力負け。

前走の小倉記念は競争取消。

さて今回だが、状態は平凡。近走並みの指数72程度を想定し消しとする。

 

イクスプロージョン73

近4走指数ベストは前走の関越Sで73。

近4走指数は66→67→71→73。

指数は近走上昇傾向と成長中の4歳馬。

前走の関越Sでは指数73とベスト更新。

さて今回だが、特に変わり身なし。内枠も良くないし最大で指数73程度を想定し消しとする。

 

ゴールドスミス72

近4走指数ベストは前走の阿武隈Sで72。

近4走指数は66→55→65→72。

前走の阿武隈Sで指数72とベスト更新。8歳にして漸く3勝クラスを突破しOP入りを決めた。

さて今回だが、特に変わり身なし。斤量53kgと恵まれたが、それでも指数72程度までを想定し消しとする。

 

コトブキテティス71

近4走指数ベストは2走前の六社Sで71。

近4走指数は60→62→71→68。

前走の六社Sで指数71とベスト更新。3勝クラスを勝利しOP入りを決めた。

さて今回だが、久々のレースで仕上がってない。最大で指数70程度を想定し消しとする。

 

ユーキャンスマイル71

近4走指数ベストは2走前の阪神大賞典で71。

近4走指数は70→70→71→57。

生涯ベストは2019年の天皇賞・秋で指数81。後方から差し遅れてはいるが、能力としてのピークかつベスト条件である高速馬場の中距離で高指数を出した。

4走前のジャパンCは指数70、3走前の有馬記念も指数70、2走前の阪神大賞典でも指数71といずれも平凡で安定傾向だ。

前走の天皇賞・春は極めて時計のかかるタフなレースで指数57と凡走。適性外であり度外視でいい。

近走を見る限り現状では指数70程度の能力しかないか。

さて今回だが、特に変わり身はなし。指数70程度を想定し消しとする。

 

フェーングロッテン71

近4走指数ベストは前走のラジオNIKKEI賞で71。

近4走指数は0→50→66→71。

前走のラジオNIKKEI賞で指数71とベスト更新で重賞制覇。ただ開幕週で内枠をロスなく立ち回った好騎乗もあった。

さて今回だが、状態は平凡。斤量53kgと恵まれたし、外枠を引けたのもいい。最大で指数75程度を想定し抑え評価とする。

 

フォワードアゲン70

近4走指数ベストは前走のSTV賞で70。

近4走指数は61→63→62→70。

前走のSTV賞では指数70とベスト更新。3勝クラスを勝利しOP入りを決めた。

さて今回だが、状態は平凡。斤量は53kgと恵まれたが、それでも指数73程度までを想定し消しとする。前走から4kg減ではあるが、過去には軽斤量で好走している訳でもなく、斤量鈍感傾向か。

 

プレシャスブルー69

近4走指数ベストは3走前の福島民報杯で69。

近4走指数は64→69→60→66。

生涯ベストは12走前の新潟大賞典で指数75。

直近高値は3走前の福島民報杯の指数69と、近4走は指数70以下と低値続き。この馬は、常に最後方からの差し競馬である。近走もいずれも差し遅れで脚を余しており度外視で良いが、余す脚自体も良い時と比べて鈍っており、やや衰えは見られる。

さて今回だが、特に変わり身はなし。基本的に差し遅れるので、今回も脚を使い切れる可能性は極めて低く指数70以下を想定し消しとする。内枠も良くない。

 

レッドジェネシス65

近4走指数ベストは4走前の菊花賞で65。

近4走指数は65→57→69→59。

生涯ベストは5走前の神戸新聞杯では指数77とベスト更新。ただし不良馬場であり再現性は不明。

4走前の菊花賞は指数65と低値。ただし最後方から差し遅れたことや、距離3000mが長かったことも考えられるし度外視で良い。当日の入れ込みも激しかった。

3走前の京都記念は指数57と大敗。ダッシュが付かず後方からとなりスローの前残りでレースに参加できなかった。さらに道中捲りを仕掛けたが、ちょうどペースが上がったタイミングであり、結果的に捲りきれずにただ消耗しただけとなった。騎乗ミスでもあり度外視で良いが、それでも負け過ぎか。

2走前の大阪杯も後方からレースには不参加。指数は69と低値。

前走の七夕賞も指数59と低値。こちらも後方から不参加ではあったが、伸びも平凡だったし力負けと言って良いか。

さて今回だが、特に変わり身はなく、近走並みの指数70以下を想定し消しとする。

 

カナリキケン45

近4走指数ベストは3走前の茶臼山高原特別で45。

近4走指数はダート→45→ダート→ダート。

3走前の茶臼山高原特別で指数45と低値。その後はダートを使っている。

さて今回だが、状態は平凡。斤量49kgと恵まれたが、芝での好走経験はほとんどないし、いきなり古馬重賞で好走できる根拠がない。指数70以下を想定し消しとする。

 

まとめ

スカーフェイス   想定指数76

○ヒートオンビート  想定指数76

▲カイザーバローズ  想定指数75

△フェーングロッテン 想定指数75

△エヒト       想定指数74

△サンレイポケット  想定指数74

△ディアマンミノル  想定指数74

 

外伸び馬場を考慮し外枠重視とした。本命のスカーフェイスは好枠を引けたし、状態も良好かつ斤量も手頃。オッズもそこそこつきそうで妙味はある。対抗はヒートオンビート。内枠は好ましくないが、そもそも能力上位。続いては能力はそこそこながら外枠からカイザーバロー図を3番手評価とした。以下、4頭を抑えた。

今週は雨の影響もありそうで、最終的には当日の馬場などを見てから判断したい。当日の馬場、馬体重、オッズ等を見て結論を出す。最終予想(印と買い目1500円分)は、Twitter@K16005で公開する。