【指数競馬】重賞予想

独自指数で重賞の芝レースを予想します

2022日経新春杯G2 全馬指数

今週は日経新春杯を予想する。

中京2200mで行われるハンデG2だ。

 

 

指数一覧・前提条件

  • 出走馬16頭の指数を算出した。近4走指数1位はステラヴェローチェで81。
  • 優勝想定ラインは77と設定する。G2としてはやや低いレベル。
  • Aコース6日目/8日。連続開催6日目/12日。
  • 近4走逃げ経験あり3/16頭。近4走中2度以上先行(1角3番手以内)2/16頭。

 

JRA芝近4走最大指数

1位 ステラヴェローチェ   81

2位 モズナガレボシ     78

3位 クラヴェル       76

3位 ショウナンバルディ   76

3位 ヤシャマル       76

6位 マイネルウィルトス   75

6位 アフリカンゴールド   75

8位 プレシャスブルー    74

8位 ロードマイウェイ    74

8位 フライライクバード   74

11位 ヨーホーレイク       73

11位 エフェクトオン       73

13位 トラストケンシン      72

14位 ダノンマジェスティ     71

14位 マイネルフラップ      71

指数無し トップウイナー 近走ダート

 

f:id:keibashisuu:20220113233015p:plain

 

ステラヴェローチェ81

近4走指数ベストは前走の有馬記念で81。

近4走指数は76→77→74→81。

4走前のダービーで指数76とベスト更新。

3走前の神戸新聞杯では完調手前ながら解く条件の不良馬場となり指数77とベスト更新。

2走前の菊花賞では指数74と平凡も、タイトルホルダーが逃げ切ったレースを後方から捲り気味に早め進出しており指数以上に強い競馬だった。

前走の有馬記念は斤量55kgにも恵まれ指数81とベスト更新。

さて今回だが、有馬記念から特に変わり身はない。斤量は2kg増の57kgではダービー、神戸新聞杯並みのパフォーマンスとなるか。指数77程度を想定し対抗評価とする。有馬記念の好走で圧倒的人気となるだろうが、間隔が狭く上積みもない上にトップハンデも背負っており妙味は全くない。菊花賞有馬記念からの疲労もあるか気になるところ。

 

モズナガレボシ78

近4走指数ベストは3走前の小倉記念で78。

近4走指数は66→78→63→70。

3走前の小倉記念では指数78とベストを大幅更新した。ただし、斤量53kgと差し優勢レースで展開が味方したためであり再現性は薄い。

2走前の福島記念は前で決まったレースを後方から差し遅れており度外視でいいが、前走のチャレンジCでは指数70と力負け。フラットな展開ならここが現状の能力か。

さて今回だが、斤量は前走から1kg減だがそれでは足りないか。最大で指数72程度を想定し消しとする。

 

ラヴェル76

近4走指数ベストは4走前のマーメイドSと2走前の新潟記念で76。

近4走指数は76→75→76→75。

4走前のマーメイドSでは斤量51kgで指数76と跳ね上げベスト更新。

3走前の中京記念でも斤量52kgで指数75と好走した。

2走前の新潟記念も斤量52kgで指数76と好走。

このように近走は指数安定傾向だが全て軽斤量である。

前走のエリザベス女王杯では斤量56kgとなったが、状態良好かつ差し優勢レースで展開が向いたこと、内をロスなく捌いた好騎乗もあり指数75と好走した。

さて今回だが、状態は引き続き良さそう。また、斤量は54kgと前走から2kg減である。前走ほど展開利がなくても斤量分で指数77程度に伸ばすと想定し本命とする。

 

ショウナンバルディ76

近4走指数ベストは前走の中日新聞杯で76。

近4走指数は67→67→69→76。

4走前の小倉記念は指数67と落としたが、差し優勢レースを先行したためであり度外視で良い。

3走前の新潟記念も指数67と落としたが、こちらも差し優勢レースを逃げたためであり度外視で良い。

2走前のケフェウスSは指数69低値だが、これまでで最短の中2週も影響したか。また控えて折り合いもついておらず度外視で良い。

前走の中日新聞杯ではスローペースで楽逃げを決め、先行有利レースを押し切った。指数76とベスト更新だが、展開利が大きく再現性は薄い。

さて今回だが、前走から斤量2kg増の57kgもあるし、フラットな展開で斤量57kgを背負えば指数72程度までを想定し消しとする。

 

シャマル76

近4走指数ベストは3走前の新潟記念で76。

近4走指数は71→76→66→70。

3走前の新潟記念では状態抜群で斤量54kgの恩恵も受け指数76とベストを大幅更新。

2走前のオクトーバーSでは指数66と落とした。先行有利レースを後方から運んだので仕方ないのはあるが、それにしても伸びは平凡だった。

前走の中日新聞杯では指数70と平凡。先行有利レースを後方から差し遅れており度外視で良い。

さて今回だが、状態抜群の新潟記念ほどの出来にはない。斤量54kgは良いが、それでも現状の状態では指数73程度までを想定し消しとする。

 

マイネルウィルトス75

近4走指数ベストは2走前のアルゼンチン共和国杯で75。

近5走指数は85→72→74→75→71。

5走前の福島民報杯では指数85とベストを大幅更新。ただし斤量54kgだったし、極端に時計のかかる不良馬場で道悪巧者を発揮したための好走である。良馬場での再現性は薄い。

4走前の函館記念では指数72と平凡。良馬場ではベスト更新だ。

3走前の札幌記念でも指数74と良馬場ではベスト更新だ。

2走前のアルゼンチン共和国杯でも指数75と良馬場ではベスト更新。

前走のチャレンジCでは指数71と落とした。やや捲り気味にロンスパを仕掛け最後は脚が余っていなかったように見れる。

さて今回だが、近走に引き続き状態は良好。おそらく良馬場になるだろうし近走並の指数74程度を想定し消しとする。今回のメンバーでは能力的に足りないか。

 

アフリカンゴールド75

近4走指数ベストは前走の中日新聞杯で75。

近4走指数は67→67→65→75。

生涯ベストは12走前のアルゼンチン共和国杯で75。

その後は低値続きで4走前〜2走前は指数65〜67と低値安定傾向。既にピーク時から能力は落ちている。

前走の中日新聞杯では指数75とベストタイ指数だが、前付けし先行有利の展開に恵まれたレース。位置取りだけで決まったレースであり再現性は薄い。

さて今回だが、現状の能力では重賞は通用しないだろう。前走を参考外として指数70以下を想定し消しとする。

 

プレシャスブルー74

近4走指数ベストは3走前のオクトーバーSで74。

近4走指数は73→74→72→68。

生涯ベストは10走前の新潟大賞典で指数75。

4走前〜2走前は指数72〜74と非常に安定傾向。常に最後方からの差し競馬である。

前走の中日新聞杯は指数68と落としたが、前で決まったレースを差し遅れており度外視で良い。

さて今回だが、前走を度外視して近走並みの指数74程度までを想定し消しとする。

 

ロードマイウェイ74

近4走指数ベストは3走前の京都大賞典で74。

近4走指数は68→74→66→62。

生涯ベストは2019年のチャレンジCで指数75。

4走前の関越Sは指数68と低値だが、斤量59kgを背負っており度外視で良い。

3走前の京都大賞典では指数74と好走。

2走前のアルゼンチン共和国杯は指数66、前走のJCは指数62と近2走は力負け。

さて今回だが、近2走大敗は力負けだし、そもそも3走前の京都大賞典の指数74でも足りない。指数70程度を想定し消しとする。

 

フライライクバード74

近4走指数ベストは前走のアルゼンチン共和国杯で74。

近5走指数は73→55→68→73→74。

5走前の長良川特別では指数73で勝利。2勝クラスにして破格の指数で既にOP特別レベルだった。

4走前の松籟Sは指数55と落としたが距離3200mが長かったためで度外視で良い。

3走前の高山Sは指数68と平凡。休み明けと斤量57kgも影響したか。

2走前のムーンライトHCでは指数73と好走。

前走のアルゼンチン共和国杯では斤量55kgもあり指数74とベストを更新した。

さて今回だが、前走と同斤量。前走並みの指数74程度を想定し消しとする。

 

ヨーホーレイク73

近4走指数ベストは2走前の菊花賞で73。

近4走指数は68→68→73→72。

4走前のホープフルSでは指数68と2歳にしては高値。

3走前のきさらぎ賞では指数68と据え置き。

2走前の皐月賞では指数73とベスト更新。

前走のダービーでは指数72とやや落としたが、直線で進路が見つからなかったこともありやや不完全燃焼。

さて今回だが、7ヶ月超の休み明けで9割程度の仕上がり。また、母クロウキャニオンは早熟血統であり3歳春からの成長力には疑問が残る。ただ、成長分がなく完調手前であっても斤量2kg減の55kgであれば、斤量分の上昇でも馬券内に入る可能性はあるか。指数75程度に伸ばすと想定し抑え評価とする。ただ現状の能力が不明で、ここが試金石でありながら、おそらく上位人気になるだろうし狙う利は少ない。

 

エフェクトオン72

近4走指数ベストは2走前の新潟記念で72。

近4走指数は67→70→72→71。

3走前の阿武隈Sを斤量54kgで勝利しOP入りを決めた。インコースをロスなく捌いた好騎乗だった。

2走前の新潟記念では斤量53kgで指数72とベストを更新。

前走の福島記念では斤量53kgで指数71。

さて今回だが、斤量は53kgで前走から据え置き。近走並みの指数72程度を想定し消しとする。

 

トラストケンシン72

近4走指数ベストは4走前の七夕賞と前走の中日新聞杯で72。

近4走指数は72→65→70→72。

4走前の七夕賞ではインコースをロスなく回して好騎乗で指数72とベストタイ。斤量は52kgだった。

3走前のレインボーSは斤量57kgで指数65と力負け。

2走前の甲斐路Sは斤量55kgで指数70と好走。

前走の中日新聞杯は斤量53kgにも恵まれ指数72とベストタイ。

さて今回だが、斤量は据え置きの53kg。特に上積みはなく前走並みの指数72程度までを想定し消しとする。

 

ダノンマジェスティ71

近4走指数ベストは3走前の但馬Sと2走前の新潟大賞典で71。

近4走指数は70→71→71→66。

生涯ベストは5走前の岸和田Sで指数72。

そこから4戦続けて使い指数70〜72と非常に安定傾向。

そこから半年休んで前走のアンドロメダSではやや折り合いを欠いたこともあり指数66と落とした。

さて今回だが、特に上積みはなく、現状の能力である指数71程度を想定し消しとする。

 

マイネルフラップ71

近4走指数ベストは4走前の大阪城Sで71。

近4走指数は71→66→59→67。

4走前の大阪城Sでは斤量54kgで指数71とベスト更新。

他の3戦は指数70以下の低値だ。

さて今回だが、ベスト時から1kg減の53kgとなるが、それを考慮しての能力的には足りないか。指数71程度を想定し消しとする。

 

トップウイナー指数なし

近走ダートのため指数はなし。

5走前の目黒記念が直近の芝レースとなるが指数は59の低値。

その後ダートでは重賞2着の好走実績もあるが、今回は実績のない芝コースで好走する根拠がない。指数70以下を想定し消しとする。

 

まとめ

◎クラヴェル     想定指数77

○ステラヴェローチェ 想定指数77

△ヨーホーレイク   想定指数75

 

能力を考えたらステラヴェローチェだが不良馬場の神戸新聞杯から菊花賞有馬記念と連戦続きであるし、斤量57kgを背負うこと、1番人気になることを考えても妙味はなく、対抗までとした。本命はクラヴェル。近4走安定して指数75以上であり、前走は展開が向いたとは言え、斤量56kgで指数75と好走している。今回そこから2kg減であり、斤量分の上昇は可能。人気を考えたらこちらを本命にしたい。

ヨーホーレイクは春からの成長分がブラックボックスだが、斤量分の上昇でも足りる可能性があるので抑え評価としておく。ただし早熟、休み明けで完調手前、そこそこ人気することを考えたら妙味は薄いだろう。

今回はクラヴェルから入ろうと考えているが、前走のエリザベス女王杯で僅差だったソフトフルートが愛知杯に出走する。ソフトフルートも本命予定だが、愛知杯を見て相手関係の物差しとしたいところ。ソフトフルートがあっさり負けるなら前走は差し優勢のバイアスがかなり強かったと判断して本命を変えてもいい。

あとは当日の馬場、馬体重、オッズなどを見て馬券を決める。